当治療院の治療方針について

「かかりにくい」「なおりやすい」からだづくりを目指します

最近では、インフルエンザの予防接種は有効なのか?ということがよく話題になっています。
予防接種は、人工的に作り出した免疫でやはり賛否両論があるようです。
確実にいえることとしては、やはり予防接種をしたとしても100%インフルエンザにかからないということはあり得ないということでしょう。
あくまでもかかりにくくなったり、かかった際に症状が軽減される程度でしょう。
結局のところ、体力や自然治癒力、自己防御力の高い人は、インフルエンザの予防接種を受けなくともインフルエンザにかからなかったり、かかったとしても症状がすぐに治まりますが、逆にそれらの低い人は、予防接種を受けたとしても、インフルエンザにかかったり、それが重篤化したりします。
また、予防接種を受けただけで体調を崩したりする場合さえあります。
予防接種を受けることは意味のないことではありませんが、それよりも重要であるのは「自分が自分を治す力を高める」ことなのです。

 

「かぜ」から「がん」まで同じです

「自分が自分を治す力を高める」は、インフルエンザだけでなく、すべての病気や怪我を治す時に重要な共通したポイントです。
「かぜ」から「がん」まで共通した同じ考えなのです。
私たちは、何か病気をしたり怪我をした場合、市販の薬をつかったり、病院での治療・薬によってそれらが治癒したように考えますが、あくまでも自分を治すのは薬などではなく、自分が自分を治す力、「自然治癒力(自己治癒力)」なのです。
その証拠に、自分を治す力が弱い人は、薬を飲んでも効果的に治療につながらなかったりする場合もあります。
また、これらの考えは「病気にかからない」という面でも同じなのです。
病気にかからないのは、自己防御力が高いからで、予防接種受けたりサプリメントなどを飲んでいるからではありません。
自己防御力が低くなっている人にとってはどんな予防接種もサプリメントも有効に働きません。

 

自分を高めるのが先で、薬に頼るのはそのあとです

当治療院では「自分が自分を治す力を高める」治療を心がけております。
患者さまの自己防御力・自然治癒力(自己治癒力)を最大限引き出せるように鍼灸、整体、ストレッチ、テーピング、良導絡(自律神経測定)などを組み合わせて、おひとりおひとりに合わせたオーダーメードの治療を行っております。
自分を治す力がなければ薬も有効に働きません。
逆に、それが高ければ少量の弱い薬でもはやく治療できる場合もあるでしょう。
自分を高めるのが先で、薬に頼るのはそのあとなのです。

 

鍼灸・整体だけではない「食・息・動・想(しょく・そく・どう・そう)」を重視した治療アプローチを心がけております

鍼灸・整体だけの治療で万全かというとそれもそうではありません。
何か身体も不具合を治療するにあたっては、生活の全てが治療に関わっているといえます。
それが「食・息・動・想(しょく・そく・どう・そう)」の考えです。
「食・息・動・想(しょく・そく・どう・そう)」とは、養生訓の基本となる考え方のことで、身体を健康に保つために何に重きを置くべきかを教えてくれています。

食・・・食事
息・・・呼吸
動・・・運動
想・・・考え方
そのほか、住(住まい)・遊(あそび)も含めて考えます。

当治療院では、鍼灸などだけではなく、患者さまの「食・息・動・想」にも注目して治療にいかしております。