治療が効果的な症状・治療目的について

身体の不調改善やパフォーマンスアップに効果的な鍼灸治療

鍼灸治療は?と多くの方に質問を行うと、肩こりや腰痛の治療程度に考えられる方が多いようです。しかし、鍼灸治療は多くの身体の不調改善やパフォーマンスアップに効果があります。

 

はたらく人(肉体労働、家事労働、頭脳労働など)の各種のからだの不調を解消するために

例えば・・・

(肉体労働、家事労働、頭脳労働などによる)
肩こり、腰痛、関節痛、腱鞘炎、疲れ目など

(オフィスでのエアコン、ストレス、座り仕事などによる)
冷え性、頭痛、目まいなどのからだの不調や自律神経失調症状など

(パソコン作業による)
VDT症候群(目を含めた脳神経の疲れ、肩・腰の疲れ、精神的な疾患(うつ症状))など

鍼灸治療というと肉体労働ではたらく人の治療というイメージをもたれる場合もあるかもしれませんが、頭脳労働を中心としたオフィスワーカーの身体の不調にも効果があります。
これらの方々の治療においては、脳神経が常に興奮状態にある人も多くいらっしゃいます。その場合は、首の緊張をとり脳神経の興奮を鎮める治療を重視して行っております。

 

内臓の疲れをとり肌を綺麗に保つために(美容のため)、内臓の疲れを解消するために

例えば・・・

(内臓の疲れによる)肌荒れなど
(内臓の疲れによる)胃もたれ、食欲不振、便秘など

内臓の疲れが肌にでるとよく言われますが、そのとおり内臓の疲れをとることは美しい肌を保つことにつながります。
しかし、内臓の疲れが現れるのは肌だけではありません。至る所に症状を現します。
内臓の疲れが腰痛につながったりなど、身体の内部器官である内臓と表面器官である皮膚や筋肉等は密接に連動しています。
内臓の疲れやバランスをとることは、肌をきれいにし美容にも効果的ではありますが、それらにとどまらず、そのほかの不調を改善できる場合も多くあります。

 

スポーツ選手のパフォーマンスを上げるためのメンテナンスとして

その他、スポーツ前後のメンテナンスとしても鍼灸は効果的です。
院長である私も格闘技や球技などのスポーツに(参加したり、サポートしたりで)長年関わっております。
競技前には、スポーツ選手のパフォーマンスを上げるため副交感神経を高めすぎない施術を行い、競技後には回復力を高めるため副交感神経を高める通常のメンテナンスを行うように施術いたします。
競技前後のメンテナンスにおいては、特に競技後のメンテナンスが重要となります。

 

身体全体のアライメントを整える

上記のように鍼灸は、多くの身体の不調改善やパフォーマンスアップに効果があります。
鍼灸治療を定期的に生活に取り入れることで、筋肉・骨格・神経・経絡(内臓)のバランスを整え、身体の不調を未然に防止することにもつながります(未病治療)。
また、鍼灸治療は身体の本来持つ力を活かす治療であるため、薬のような副作用が生ずることもありません。

なお、当院では鍼灸だけではなく、ADL治療も並行して行い治療の効果を高めています。
ADL(activities of daily living)とは、「日常生活動作」のことで、普段の姿勢・生活習慣の改善も治療に重要となってきます。
患者さまの生活の質を高めるために、ADLに関するアドバイス等も積極的に行い治療につなげております。